人生と投資のパズル (文春新書)



人生と投資のパズル (文春新書)
人生と投資のパズル (文春新書)

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心理的な側面が判る良書!
行動経済学を判り易く紹介してくれている良書。

多くの事例(問題)も記載されており、理解を助けてくれる。
価値関数(同じ金額でも得する方より損する方が価値の差は大きく感じること)、
ウェイト関数(微小な確率を過大評価、確立1(100%)の手前を過小評価しやすい)、
回帰の誤謬(スポーツ誌の表紙を飾った選手の成績は落ち込むので縁起が悪いとのジンクス)など、
なるほどと頷ける事例が多く記載されている。
「ドルコスト平均法」が投資の王道と呼ばれているのは、
心理的なもの(自己コントロール、心の会計、逆張り投資、後悔回避)
によっていると、判り易く説明してくれる

久しぶりに、面白い本に出会った!



投資と心理学の素敵な出会い
「人間は、経済学が要求するような、常に合理的である選択なんてできないのである。はっきり言ってしまうと、普通の人間がブラック=ショールズ式などがちりばめられている金融工学を学ぶのは時間の無駄である。金融工学の基本理論である無裁定原理は、投資にうまい儲け話はないと言っているだけだからだ。そんなことは常識さえあれば誰でもわかる」。

行動ファイナンスについて扱った本。ファンダメンタルズ分析や、チャート分析や、リスク分散や、ポートフォリオ理論など、いろいろかじったけれど、でもやっぱり何かが違う、と思っている方には特に向いていると思う。私の場合は、「ウオール街のランダム・ウォーカー」が、行動ファインスに1章を割いていて、その内容がなかなか面白かったので、他の本も読んでみたいと思って買った。

章ごとにまとめとして、「傾向と対策」というのが箇条書きにしてある。学者が書いたものではないので、比較的実際的な書きぶりであり、面白くは読める。行動ファイナンス入門としてはちょうどよかった。

投資家は経済学者の言う通り常に合理的に行動するわけではないのだという、常識的に考えれば当たり前のことがようやく学説として市民権を得たものが行動ファイナンスである。それが実際の投資にどこまで役に立つかはわからない。ただ、経験や直感的にそうだと思えることを順序立ててしっかり確認し、投資の原点に帰って考える良い機会になったという点で、参考になった。

非合理な市場の動きを理解する
「人はリスク回避ではなく損失を回避するように行動する。」
分かりやすい「行動経済学」入門。

ノーベル経済学賞が与えられたりしていながらも、日本では今ひとつ認知度が低い行動経済学ですが、本書は非常に分かりやすい入門書です。

近代ポートフォリオ理論では、「人間は合理的な判断をする」ことが前提とされていますが、それは明らかに間違い。長い人類の歴史の中で生き残るために培ってきた「認知の偏り」が、無意識的に僕たちの判断に影響を与えている。

最終レースは、大穴に賭けて損を一掃しようとする。儲けが減るよりも、損をすることを過大に避けようとする。購入価格など、特に意味があるわけでない「参照点」に拘って、売買の判断をする。多くの人が、無意識にやってしまっている「合理的でない判断のクセ」が良くわかる。僕自身も、儲かっている株の株価変動にはそれほど拘らないのに、損をしている銘柄の株価推移は、投資額の重み以上に気にしてしまう傾向がある。

古典経済学やモダンポートフォリオ理論を勉強しても、短期的に市場には勝てない(長期的には、別かもしれないが)。しかし、行動経済学をうまく応用できれば、勝ち続けられる可能性が残されている(皆がそれに気づいたら効果はなくなるでしょうが)。

いずれにせよ、日々非合理な市場の動きに歯噛みをしている投資家の皆様には、ぜひとも読んで欲しい本。これを読んでも市場は「摩訶不思議」ではありますが、マクロ・ミクロ経済学を学んでも見えなかったものが見えてくるかも知れません。おすすめ。

パズルを難しくするも簡単にするも、人間行動の理解次第・・・
【投資】の他に、【人生】についても参考になる!!と言っても過言でないッッ

必ずしも合理的というわけではない人間行動について、具体例をもってわからせてくれる本。
投資もそうだし、人間行動に関係する全てのシチュエーションで参考になる。


1章で
 『行動経済学とは何か?』という概観が分かり

2?6章で
 『行動経済学』の多岐にわたる理論・考えに触れることができる。
 そこで、まさに人間が【合理的でない】ということが自身をもって証明される・・・

7章では
 『行動経済学の応用』について触れられている。
 僕にとって、ここが本書のハイライトっっ!!
 ギャンブラー・投資家・フィナンシャルプランナー向けの助言などもあり
 星5つの要因となりました?


各章ごとに『傾向と対策』が用意されており、理解も深まりやすいと思います。
新書ですが、今後、参考にすること間違いなしの一冊です。


人は必ずしも合理的に行動するわけではないという具体例が盛りだくさん
 行動ファイナンスの入門書、啓蒙書という趣旨でかかれたものだろうが、
本書の応用範囲は広い。自分が合理的な判断を下すために、あるいは自分
の意図した結論に導くためのテクニックとして両方の立場で使える。クリ
ティカルシンキングのテキストに書かれているような内容でもあるし、
図解やデザインを考える際にもこういった下地の教養はたいへん役に立つ
のではないかと思えた。





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